好奇心の横断歩道を創る!

自分の思考をラバーダック・デバッグするためのブログ

複雑系やネットワークの理解に入門するための数冊

タイトル通り、数冊挙げる。自分が少しでも読んだことのある書籍だけで構成。生物・アイデア・技術などなどの発展と広がりについて、ある程度一般的な話が書いてある本をまとめた。上から順番に、私の中では評価が高い。

AB-SFCの作成の記録(0)

最初はシンプルなのを作って、徐々に複雑にしていきたい、という目論見がありつつ、AB-SFCモデルを作ってみた記録。ブログに貼っておくと、今後の作業がやりやすいんで。

英語WikipediaのSFCモデルのページの、The model structureの節のグラフを再現

エージェントの座標が指数関数っぽい分布を示す、エージェントの移動規則の一例について、メモ

エージェントの位置座標をxとおく。x≧0の条件を付ける。エージェントの移動規則を、 (r:0から1までの一様乱数からのサンプル dは分布の幅を左右するパラメータで、0

エージェントの分布が特定の正規分布になるような、「個々のエージェントのランダムさを含む移動規則」の一例についてのメモ

「取り付け騒ぎ→銀行の破綻」の簿記っぽい表現をメモ

前提とか 手元の現金だけで足りる場合 破綻する場合 他所から現金を借りてしのぐ場合 金融資産を現金化してしのぐ場合 蛇足

いくつかのブラウザの使い勝手を、主観的に比較した記録

対象のウェブブラウザ 主観的な評価 複数の検索エンジンの切り替えの簡単さ 画像キャプチャ サイドバー・サイドパネル タブグループ タブタイリング・ウィンドウのスプリット 広告をブロック キーボードショートカット 閉じたページ・履歴へのアクセス 後で…

GDP成長率と政府支出増加率の相関の解釈について2~~理屈と膏薬はどこにでもくっつく編

データの散布図を眺め、矛盾のないストーリーを考える記事。定量的な要素なしでふわっとしてるし、「そのストーリーっていくつもある可能性の一つでしかないですよね?」って感じなので、あくまでテキトーな推論だってことを了承の上、読み進めるかどうかを…

需要と供給、限界収益と限界費用は、権力の一部として価格に影響を与える(仮)。

「役に立っている人ほど高収入になる」という主張の問題点を整理

「人は金を払ってもいいと思うからこそ金を払う。ので、役に立っている人ほど高収入になる」という主張の問題点を整理 ・金を払う人にとっては役に立っている(あるいは役に立ちそうだと期待されている)かもしれないが、社会全体でみて役に立っているかどうか…

”才能”vs”運”~~「能力ある人が成功するとは限らないことを示唆した研究」が、どのくらい一般的に成り立ちそうかを試してみた記録

元ネタ この記事でしたいこと 才能と運の説明 才能 運 条件別シミュレーション結果 論文と概ね同じ条件 才能のばらつきが小さい条件 才能のばらつきが大きい条件 幸運と不運に遭遇する確率がともに低い条件 幸運と不運を、ともに頻繁に経験する条件 まとめ …

『「任意の必要性への支出」と「支出の総額」とどのような関係にあるか』を表現するモデルを考えた記録

前提と思想 モデル① 変数と関数の定義 充足感の変化 生活水準の変化 支出額で微分してみる パラメータと外生変数が与えられたとき、内生変数を計算する手順 支出配分金額pwは0以上 結果グラフ パラメータ 「支出合計金額」と「それぞれの必要性に割り振られ…

Pythonで、文字列で書かれた式に、逐次、代入して計算する

文字列で書かれた自然対数や三角関数を含む式を計算するツールを自作。 ”個人的に作りたいツールの基盤”の一部になる予定の機能をまとめた。 eval()は文字列で書かれた式を計算できるし、関数として定義してたりmathからインポートしたりすればそれなりに複…

「家計の収入の合計が同じなら、収入格差が小さいほうが消費の合計は増えるはず」を定量的に表現できないかと試行錯誤した記録

この記事で一貫している目的意識と注意点 所得分布を表すために正規分布を採用 収入が正規分布するとして、収入の合計が一定になるような条件を見つけられるか? 収入が連続値のとき 収入の変数の設定と、分布を表す関数の仮定 満たさなければならない条件 …

確率密度関数と確率変数の四則演算についてのメモ

内容の正しさは自信ない。 github.com のPDFファイルと同じ内容。食い違いがあったら、PDFファイルのほうが新しい。 指数関数と対数については、後日できれば書きたい。 1 共通する前提 2 確率変数X と 定数A の四則演算 2.1 和・足し算 2.2 差・引き算 2.2.…

お金とは何かを理解するための数冊~~通貨を理解するための書籍6冊~~

21世紀の貨幣論 作者:フェリックス・マーティン 東洋経済新報社 Amazon 貨幣の「新」世界史 ハンムラビ法典からビットコインまで (早川書房) 作者:カビール セガール 早川書房 Amazon 反穀物の人類史――国家誕生のディープヒストリー 作者:ジェームズ・C・…

知的謙遜を装備するための数冊~~知的謙遜を理解し身に着けるための書籍10冊~~

食わず嫌いは知的傲慢の始まり。ってことで。 とりあえず、だれが読んでも理解できそうな難しくない内容で、知的謙遜を装備する手助けになりそうな本(私の主観)を一覧。まぁ、私自身は割と独善的な性格ですから(独善的でないと、ブログ書こうなんて思わなか…

供給曲線と限界費用曲線を、いろいろ単純化して、視覚的に表現した図。ニュー・ケインジアンとポスト・ケインジアンの違い

下に書くのは、ものすごく単純化した図であって、その気になれば異論反論がたくさん出てくるであろう図なので、その点をご了承の上。

「メディアが寡占されない世界で、アイデアや情報や文化はどのように広がるか」を表現しようとして作ったツール

↑が、こちら↓。

2003から2020の前年比による、インフレ率とGDPデフレータ増加率のヒートマップ

各種散布図のまとめと前提はこちら すべての国 先進国限定 発展途上国限定 変動為替相場制と思われる国限定 共通通貨使用国限定

2003から2020の前年比による、GDP成長率と政府収入増加率のヒートマップ

各種散布図のまとめと前提はこちら 実質値(GDPデフレータで物価調整後) すべての国 先進国限定 発展途上国限定 変動為替相場制と思われる国限定 共通通貨使用国限定 名目値 すべての国 先進国限定 発展途上国限定 変動為替相場制と思われる国限定 共通通貨使…

2003から2020の前年比による、政府支出増加率と民間最終消費支出増加率のヒートマップ

各種散布図のまとめと前提はこちら 実質値(GDPデフレータで物価調整後) すべての国 先進国限定 発展途上国限定 変動為替相場制と思われる国限定 共通通貨使用国限定 名目値 すべての国 先進国限定 発展途上国限定 変動為替相場制と思われる国限定 共通通貨使…

本当に良いものを評価する投票アルゴリズムを考えた記録

た記録 タイトル通り。 ・本当に良いモノは、それを経験した人の人数当たりのファンの数が多いはず ・「本当に良いモノは、その分野のオタクやマニアや専門家が知っている」「オタクやマニアや専門家は、その分野のコンテンツをより多く知っている」という二…

「競争させれば上手くいく」というほど現実は単純ではない。チームでも経済でも。

協調*1が競争*2よりも良い結果をもたらすことは多い。協調を促すには、別の言い方をすると拘束力を持って強調させるにはゲームの外の権力*3が必要になることが多い。この記事はそのあたりを説明する。 *1:個人の成功や失敗をチーム全体の功績の一部だとする…

コミュニティ内の協力と裏切り、繰り返しゲームの数値シミュレーション用のツール(Python+Jupyter)を作ってみました

こちらのGitHubリポジトリのJupyterファイル(xxx.ipynb)が、そのツールです。 github.com

メジャーな税金の目的・役割・機能。

税金へのヘイト記事ではありません 日本の中央政府にとって、支出の上限が税収で規定されることはない 各税の性質・意義・役割 累進課税の所得税 年金 消費税 法人税 相続税 揮発油税 酒税・たばこ税

昔のオタクの生態系は、”多様性を受け入れる社会”のお手本なのではないか?

昔のオタクは、メジャーな文化(というかテレビに教えられる文化)に乗れない人たちであり、オタクという呼称は、何を考えているのかわからない頭のおかしい奴らという侮蔑表現として始まった。

なぜ、社会に必要な仕事ほど収入が低い傾向があるのか。説明の一例。

そもそも、我々は価値を評価するために支出するのではなく、欲求を満たすために支出するのだから、価格と価値に関係がなかったり、価格と価値に逆相関があったとしても、不思議ではない。 なぜ、社会に必要な仕事ほど収入が低い傾向があるのか。ここでは、バ…

思春期の精神的側面は、現代病ではないか?反抗期は現代社会の創作物?

思春期などという概念は、イギリスで綿産業から始まった産業革命以降、産業革命がおこった国や地域から順に普及していったのではないか?

男と女の、恋愛や結婚に関係する本能は、こうなっているのかも

※意図的に複雑性を排除した偏った説明を行いますが、それは、本来複雑な事象を簡潔に説明するためです。多面的な事実の一側面を説明するものだと思ってください。それに、「状況証拠はそこそこあるものの、物的証拠がない刑事事件」のような内容ですので、話…