好奇心の横断歩道を創る!

自分の思考をラバーダック・デバッグするためのブログ

事実を見つけるための工夫

知識を得るために、なぜ本を読むべきなのか、インターネットではなく。それから、知識のネットワークの拡大の過程について。私の仮説。

力不足で、抽象的かつ論理的とは言えない文章だが、今の私の考えを書く。全体的な傾向の話をしようとしている。

証拠なんか無くても分かることは有るって話と、データを眺めるだけでは理論は作れないって話。

2023年10月6日時点の自分の中のホットな仮説を書き残してみる

一年後に読み返したら、すっごい恥ずかしくなるんだろうなぁと思いつつ。何が花開くかわからないんだから、好き勝手書いてしまえって気持ち。自分がどの程度意見を変えているのか知りたくなったから。それだけの理由で書く。もちろんメモにも書いてるけど、…

知的謙遜を装備するための数冊~~知的謙遜を理解し身に着けるための書籍10冊~~

食わず嫌いは知的傲慢の始まり。ってことで。 とりあえず、だれが読んでも理解できそうな難しくない内容で、知的謙遜を装備する手助けになりそうな本(私の主観)を一覧。まぁ、私自身は割と独善的な性格ですから(独善的でないと、ブログ書こうなんて思わなか…

数学と自然科学と社会科学と技術と学問(?)の違い、ほか

数学は、当然そうならなければならない物事の知識を拡張する手段である。想定する条件下で「これは常に成立するものとする、理由なんか必要ない」という前提、すなわち公理を作り、解釈の余地が残らない方法で様々な定義を行い、公理や定義から「ほかの答え…

情報へのアプローチの種類と、コンテンツの種類と、集まる人の質と量、適した使い方について

タイトルの内容について。メモを残しておく。 すべての情報は、何らかの意図を伴って提供されている。たいていは金もうけのため・他の仕事の副産物として・地位などを得るため、など。 テレビ・新聞 スポンサーが喜ぶ情報や、視聴率が上がりやすい情報が出る…

フィルターバブルを乗りこなす?検索エンジン「SearX」のすすめ

この記事を読む方は、SearXと呼ばれる検索エンジンが存在することはご存じでしょう。 SearXはオープンソースで開発されている検索エンジンで、Google, Bing, yahoo, DuckDuckGo, Wikipediaなどの複数の検索エンジンを使って、結果を表示する、メタ検索エンジ…

「p値の確率分布」から分かること。公表バイアスの認知。

帰無仮説が正しければ、p値の確率分布は一定である 効果量が0ではない時の、p値の確率分布 我々の目に届く論文は、どのようなp値の確率分布をとるのだろうか 帰無仮説が正しければ、p値の確率分布は一定である 同じ母集団からランダムにサンプルを選び、2つ…

フィルターバブル対策:検索エンジン別のイデオロギーを考察

※この記事は2021/06/17に更新しました。 0,なぜこの記事を書くのか 同じ検索ワードを使っても、検索エンジンによって返す答えは違います。それぞれの検索エンジンには、それぞれの検索アルゴリズムがあって、ある種の情報が出やすかったり出にくかったりし…

統計に基づく研究の信頼度や、統計詐欺の手法についての考察

0 前書き 1 用語の説明 ・擬似相関 - Wikipedia ・交絡 - Wikipedia ・出版バイアス - Wikipedia 2 研究デザインの用語の説明 ・横断研究 cross-sectional study - 日本理学療法士学会 ・縦断研究 longitudinal study - 日本理学療法士学会 ・前向き研究 pro…

事実を直視する覚悟はあるか?:認知バイアスを回避したい我々への提案

認知バイアスを自覚する意義 バイアスを取り除くには、バイアスの存在に気付けるようになることが近道の一つです。認識することが出来れば、一度立ち止まって、科学的な思考を起動できます。(ここでいう科学的な思考とは、観察・観測⇒仮説の設定⇒仮説の検証⇒…

クリティカルシンキング チェックリスト

タイトル通り、チェックリストです。私自身への問いかけを意識して書いているので、(言い換えると、「こんなのあったらいいな」を形にしただけなので)万人向けの代物ではないとおもいます。あとどうでもいいけど、アイディアマンには格言好きな人が多いらし…