好奇心の横断歩道を創る!

自分の思考をラバーダック・デバッグするためのブログ

社会問題の変わった切り口

政治・経済・軍事に興味を示すのがほとんど男の理由の考察

個人の偏見まみれだが、自分では悪くない仮説だと思うので書く。例外を上げればいくらでもあることはわかっている。あくまで全体的な傾向の話のつもり。

「閉じた社会のルールは最も多くを搾取できる人間が決める」の説明、権力や暴力の有益な使い道について、など

「海賊の経済学」だったかな、そんな感じのタイトルの本があって、かつての海賊は身内に対して民主的な政治を行っていた、みたいなことが書いてあったと思う。構成員がトップの政治に不満を持つと、次の航海からその船に乗らなくなったし、悪い場合は無人島…

○○がイノベーションを奪うとき(仮)

官僚制がイノベーションを奪うとき 実用性至上主義がイノベーションを奪うとき 知的怠慢がイノベーションを奪うとき 奇人変人への冷遇がイノベーションを奪うとき 過度な競争がイノベーションを奪うとき 稼げるが社会の役に立たない仕事の肥大化がイノベーシ…

なぜその分布なのか?分布の裏にあるのかもしれない構造の例について、メモ

少しづつ書き足していきたい。 正規分布 現実世界で正規分布に近い分布を示す実例 正規分布の背景にあるかもしれない構造の例 試してみたら 対数正規分布 分布の背景にあるかもしれない構造の例 現実世界で対数正規分布に近い分布を示す実例 試してみたら べ…

人や組織の流動性は、高すぎると(あるいは低すぎると)、長期的には悪い結果をもたらすのでは?ってはなし。

”才能”vs”運”~~「能力ある人が成功するとは限らないことを示唆した研究」が、どのくらい一般的に成り立ちそうかを試してみた記録

元ネタ この記事でしたいこと 才能と運の説明 才能 運 条件別シミュレーション結果 論文と概ね同じ条件 才能のばらつきが小さい条件 才能のばらつきが大きい条件 幸運と不運に遭遇する確率がともに低い条件 幸運と不運を、ともに頻繁に経験する条件 まとめ …

昔のオタクの生態系は、”多様性を受け入れる社会”のお手本なのではないか?

昔のオタクは、メジャーな文化(というかテレビに教えられる文化)に乗れない人たちであり、オタクという呼称は、何を考えているのかわからない頭のおかしい奴らという侮蔑表現として始まった。

なぜ、社会に必要な仕事ほど収入が低い傾向があるのか。説明の一例。

そもそも、我々は価値を評価するために支出するのではなく、欲求を満たすために支出するのだから、価格と価値に関係がなかったり、価格と価値に逆相関があったとしても、不思議ではない。 なぜ、社会に必要な仕事ほど収入が低い傾向があるのか。ここでは、バ…

思春期の精神的側面は、現代病ではないか?反抗期は現代社会の創作物?

思春期などという概念は、イギリスで綿産業から始まった産業革命以降、産業革命がおこった国や地域から順に普及していったのではないか?

男と女の、恋愛や結婚に関係する本能は、こうなっているのかも

※意図的に複雑性を排除した偏った説明を行いますが、それは、本来複雑な事象を簡潔に説明するためです。多面的な事実の一側面を説明するものだと思ってください。それに、「状況証拠はそこそこあるものの、物的証拠がない刑事事件」のような内容ですので、話…

買占めによる転売は、消費者だけでなく、生産者にとっての不利益になる。

この記事ですること 生産者の手が届かない地域への供給(貿易も含む)であれば、転売が生産者や消費者に悪影響を与えるとは限らないのであって、この記事ではそういった事例は想定しない。この記事で扱うのは、転売屋がいてもいなくても、供給量が変化しない事…

チームの生産性を上げるため、ニワトリ社会から学べること

示唆的な実験を見つけました。進化心理学者のウィリアム・ミューアの実験です。彼は、生産性に興味を持ち、ニワトリを用いた面白い実験を思いつきました。ニワトリは10羽ほどの集団で生活します。そこで、もっと沢山の卵を産むニワトリの集団をつくるのに効…

「治験の結果、副作用なし」はどこまで安全なのか、数学的に考察

前程と本記事の立ち位置 ・治験は通常、長期(10年以上のスパン)の影響を考慮していない、この記事でも無視する・治験に参加している短い期間であっても、自覚できない副作用を考慮していない、この記事でも無視する・この記事の考察で用いる、任意の治験ワク…