好奇心の横断歩道を創る!

自分の思考をラバーダック・デバッグするためのブログ

民主主義の本質ってこんな感じか?

民主主義を、構成員の全員の意思をできるだけ政治に反映させようという思想だと定義する。多数決を民主主義と定義することもできるが、共和制と区別しづらいことに加え、なぜ多数決を採用するのか?を問うと同じところに行きつくと思ったからだ。

民主主義を実現するためには、構成員の希望がバラバラでは困る。誰かを立てたときにほかの大半が犠牲になるなら、それこそ民主主義の思想に反する。

民主主義を体現するためには、似た価値観や思想を持つ人たちで集まって共同体をつくらなければならない。共産主義者全体主義者と民主主義者と共和主義者をごちゃまぜにしたら、ろくなことにならないに決まっている。

 

 

価値観がそっくりな人たちを集めると、性格が偏るだけならまだしも、能力や暮らしぶりまで偏ってしまう。人の価値観は、生まれ持った体質や才能、経験した環境に強く依存する。そうすると、似た価値観の持ち主は似たことが得意という話になる。似た人ばかりが集まってよそとの交流を絶つと、コミュニティー全体が機能不全に陥る。


似た人同士で集まって小さいコミュニティーを作り、よそのコミュニティーとも共通する価値観ではつながる。というのが現実的だ。そして、異なるコミュニティー同士の交流を絶やしてはいけない。「国交断絶」は「脱北」の自由を奪う。


世の中には、「仕事と私、どっちが大事なの!」なんて言う女性が存在するらしい。正直に仕事と答える愛すべきバカはどれくらいいるのかな?だれか調査してないだろうか?...........ンなことはどうでもいい。とにかく、仕事の方が大事な集団と彼女の方が大事な集団は、交流を持ちつつ別の場所で暮らすこととなる。(※あくまで概念の説明です。)民間企業は共有したいとの共通の望みがあれば、一緒にサービスを作り、運営し、消費するだろう。異文化交流もそこそこ行われてほしい。

さらには、仕事派と彼女派のほかに、友達派もいるらしい。3つがそろって軍事的に協力し、外敵から身を守っているとのうわさ。

 


日本の東京都市圏が比較的これに近いことをしている(○○区によって特色が出る)し、アメリカの合衆国という制度も同じような思想だと思う。東京都市圏やアメリカ合衆国が理想的な民主主義を実現しているわけではないが(むしろひどい?)、民主主義を実現するための必要条件の一つを体現しているのではなかろうか。民主主義とは、基本的人権とやらの平等を保障することではない。同じ価値観や要求を持つ者同士でまとまり、いくつもの層でつながることだ。最も大きなまとまりの動機が軍事とインフラになることは確かだろう。