好奇心の横断歩道を創る!

自分の思考をラバーダック・デバッグするためのブログ

ビッグファイブって確かによくできてるけど、それでも不完全だよね?と考えたこと

※ 根拠のないことをガンガン書いていきます。めちゃくちゃ偏見入ってます。あまり真に受けないでください。真面目に受け取られると、あまり自由に書けなくなっちゃうので。それから、参考文献を示すのが礼儀だとわかっていますが、面倒なのでほとんど示していません。文句があるなら読まなきゃいいというスタンスです。

※2021/02/18追記 各気質の脳科学的な基盤の部分は、どうやらマジで根拠が薄いです。話半分で読んでください。わざわざ面倒な追記をしたくなるほどのいい加減さです。

※ビッグファイブの本質を理解したいなら、因子分析を数学で学ぶことをお勧めします。

 

今回は、タイトル通り、ビッグファイブに関するあれこれを書いていきます。ビッグファイブテストは、今のところ心理学的に最も信ぴょう性が高いと言われている性格分析の方法です。

「人の性質を表す単語をひたすら集めて、同じ人物に同時に当てはまる傾向にある単語同士をモジュールとして扱ったところ、5つのモジュールにすることができましたよ」っていうのがビッグファイブの元ネタなのです。心理学ですから、それぞれの性質が表れる理由は考慮されていません。様々な行動の間にどんな相関があるのかを表している、という意味で優れた指標といわれているわけです。ビッグファイブの最大の売りの一つは、各モジュールの間にほとんど相関がないということです。互いに独立だから、扱いやすいと。

以下に、ビッグファイブが表わす性質と、その生物学的・脳科学的な基盤と考えられていることをまとめます。

◎外向性

・外向性が高い人ってこんな人

 強度の強い刺激を好む人です。また、ポジティブ感情を感じやすいので、盛り上がることを好みます。人とのかかわり方だと、「話をするために話す」ことに抵抗がないため、日常の些細な出来事で会話することが多いです。遊ぶときにも仕事をするときにも、誰かと一緒にかかわることを好みむことが多いです。一人でいるよりも刺激が多いためです。他人のネガティブ感情に対して鈍感なので、初対面の人にものおじすることはありません。複雑なことを考えない分判断が速く、権力に対する欲求が強い傾向にあります。人とかかわる仕事がはまり役の場合が多いです。接客やマネージャーや、営業など(営業に関しては、性に合っているというだけで成績がいいわけではありません。むしろ悪いくらいです。他人の感情に鈍感なためと考えられます)。危険なチャレンジにも抵抗がありません。

・外向性が低い人ってこんな人

 ポジティブ感情を感じにくいので、あまり興奮することはありません。人とのかかわり方は、「目的のない会話は嫌いだ」といった感じで、会話の内容の有意義さを求めて1対1で深い話をしたがることが多いです。遊ぶときにも仕事をするときにも、一人で行う方が能率が上がることが多いです。一人でいれば、外部からの刺激が少なく、集中しやすいからです。相手の感情に敏感なので、よく人見知りします。複雑なことを考えることが多い分決断が遅く、社会的地位にあまり興味がないことが多いです。集中力が高く、狭く深くが好きなため、専門職がはまり役の場合が多いです。研究系や技術者など。何事も、一旦考える人が多いです。

・外向性を左右する脳科学的な基盤

ドーパミンの感受性の高さで決まります。外向的であればあるほど、大脳辺縁系と呼ばれる、両生類から爬虫類に進化した際に発達した脳部位が活発です。

 

 

◎協調性

・協調性が高い人ってこんな人

 他人に共感しやすいです。他人に協力的で、人の好意を疑わない傾向にあります。周りの人と同調しやすく、よく気を使います。社会的な地位が低いと共感性が高まりやすく、また逆に、共感性が高い人は社会的地位が低くなる傾向にあります。

・協調性が低い人ってこんな人

 他人に共感しにくく、他人は他人、自分は自分というスタンスです。疑いの目を向けやすい、あまのじゃくが多いです。周囲の人と違うことをすることに抵抗がなく、あまり気を使いません。

・協調性を左右する脳科学的な基盤

 他人の理解をつかさどる内側前頭前野や、いわゆるミラーニューロンによって支えられているといわれています。

 

 

◎誠実性

・誠実性が高い人ってこんな人

 計画的でコツコツと頑張る努力家です。目的のために合理的な手段をとる傾向にあります。完璧主義的なことも多く、特に神経症傾向が高い場合は、脅迫的になりやすいです(潔癖症を思い浮かべてください。当たらずとも遠からずです)。長期的なものの見方をすることが多く、途中で計画を変えることを嫌がる頑固さを持つことが多いです。

誠実性が低い人ってこんな人

 衝動的で飽きっぽいことが多いです。目の前の利益を最優先に行動する傾向があり、その場その場で物事を決める傾向にあります。環境や自分をありのままに受け入れることが多いです。

誠実性を左右する脳科学的な基盤

前頭前野背外側部と強く結びついています。計画や客観視などをつかさどる部位です。 

 

 

◎開放性

開放性が高い人ってこんな人

 好奇心旺盛な新しいもの好きです。後ほど出てきますが、政治的にはリベラルな傾向にあります。一つの情報からたくさんのことを連想し、クリエイティブなことが多いです。知能が高い傾向にあります。(とはいうものの、知能の高さと連想のしやすさの間に負の相関があるという謎の研究結果があったりするようです。「パーソナリティを科学する―特性5因子であなたがわかる」という本に書いてあった気がする。) 妄想しやすく、”周囲の人から見ると異常な信念”を持ちやすいです。芸術家やIT系に多いらしいです。

開放性が低い人ってこんな人

伝統や慣習を重んじる傾向にあり、変化することそのものに嫌悪感を感じる人が多いみたいです。 平凡で堅実な生き方をすることが多いようです。確かめたわけではありませんが、公務員や大企業に多いのではないかと。要領が悪い傾向にあります。

 

開放性を左右する脳科学的な基盤

前頭葉の働きにより、物事を連想しやすいかどうかが開放性の基になっているといわれていますが、今のところよくわかっていないようです。

 

神経症傾向

神経症傾向が高い人ってこんな人

 情緒が安定して、ネガティブ感情に鈍感な、ストレスフリーな感じの人です。ネガティブ感情を感じにくいので、失敗に影響されることが少なくプレッシャーに負けることはありませんが1度の失敗から学ぶことも少ないです。

神経症傾向が低い人ってこんな人

 繊細で、気にしいな、ネガティブ感情を感じやすい人です。緊張しやすく、危険を事前に察知して回避することに優れています。一度犯した失敗から大きく影響され、行動を変えます。

神経症傾向を左右する脳科学的基盤

セロトニンに対する感受性が高いほど神経症傾向は低くなります。また、偏桃体が活発な人ほど神経症傾向は高くなります。

 

 というわけで、いろいろ説明しましたが、こっちの記事の方が良い説明ですね。見つけてしまった限りは無視することはできないという。じぇらしー。

ichigo-it.hatenablog.com

 

このビッグファイブ理論、私は好きですね。かなり頼っているのは間違いありません。しかし、脳科学発達心理学行動経済学などをちょっとかじったところ、なんだかつじつまが合わない気がする話がいくつか出てきたので、そこら辺の疑問点を記録に残しておくことにしました。 ”青い桑の葉食べている蚕が白くなることが” 状態の記録です。

 

ちなみに、自分のビッグファイブは、

外向性ーーーーー低い (昔から)

協調性ーーーーー低い (昔から)

誠実性ーーーーー高い (小学生のころからどちらかといえば高い方でしたが、

            ここ2,3年は更に少し高くなった気がします)

開放性ーーーーー高い (昔はごく普通でしたが、ここ2,3年で急に高くなりました)

神経症傾向ーーー低い (ここ2,3年で一気に低くなりました。

            昔は高かったんですがね。)

ってとこですね。3年前に何があったwww。ちなみに、外交的で協調性が高い子どもは大人から好かれやすいんだとか。大人から見てコントロールしやすいからでしょうね。コントロールしやすいと、認知負荷が小さいので好きになりやすいという、認知心理学行動経済学でよくあるパターンです。よく言うことを聞く飼い犬が可愛いのと同じような感じですね。道理で自分は学校の先生から嫌われやすかったわけです。

 

ちなみに、自分の説明に下手さと、言及する内容の複雑さの掛け合わせで、大変わかりにくい感じですが、それなりに面白いことを書いたつもりです。1年間くらい温めたアイデアですから。

まあ、「ちょうどよい新しさを感じるとき、そのアイデアを高く評価する」という法則や、「分かり易いものほど良いものだと判断される」という法則*1*2を鑑みるに、たいていの人はくだらないアイデアだと一蹴するでしょうけどね。

もっとも、ちゃんとした根拠がない話を沢山するので、話半分だと思って読んでください。ここに書かれるのは論文ではありませんから、やりたい放題の無法地帯です。

 

 

ギモン1

発達心理学とどうやって辻褄合わせるの?

だれがいつどこで行ったものかは忘れましたが(「内向型人間の時代」って本で読んだ気がする)、発達心理学の実験で、赤ちゃんの性質と、将来の外向性を調べた研究がありました。外向的に育つ赤ちゃんほど、知らない人を怖がらないとか、内向的に育つ赤ちゃんほど偏桃体*3が活発だとか。ただこれ、明らかに神経症傾向を測ってる気がするんですよね。この研究から連想するのは、外部の刺激に対して敏感で、特に、恐怖を感じやすい人が、言い換えると神経症傾向が高い人が、内向的になりやすいと言っているということ。つまり、神経症傾向が高いほど外向性が低いという相関が疑われるわけです。この研究だけ見ると。

 

つじつま合わせのために考えたことを書いておきます。

そもそもビッグファイブは行動に焦点を当てて人の性格を分類していますが、同じ行動をとる理由が人によって全く違うという可能性が高いのです。つまり、例を挙げると、一口に内向的な人といっても、他人や刺激の強いフェスみたいなイベントに興味がない人と、外部の刺激に敏感で恐怖を感じることを理由に他人や刺激の強いフェスみたいなイベントを避けたいという人と、その両方が当てはまる人を、すべて同じ内向的な人と分類しているということです。

他人やイベントごとに興味がない人は、自意識が低く、それゆえあまり些細なことで思い悩まない傾向にあるのかもしれません。*4青ブタの主人公みたいな感じですね。もしそうだとすると、同じ内向的な人の中にも、神経症傾向が高い人と低い人がいる、つまり、神経症傾向と外向性の間に相関がないことと、神経症傾向が高いほど外向性が低いということは特に矛盾しません。(神経症傾向が高くてしかも外交的という人も結構います。感情が豊かな人です。たまに情緒不安定に見えたりします。)

 

ギモン2

脳を見ると、誠実性が高いほど内向的になりそうだけど?

どこのだれがいつ行ったものかは忘れましたが、内向的な人ほど前頭前野が分厚いというマニアックな研究がありました。誠実性の基盤にあたるのも前頭前野の背外側部です。同じ前頭前野に関係するのにもかかわらず、なぜ「誠実性が高い人ほど内向的」という相関が発生しないのはなぜなのかという疑問です。

誠実性の神経基盤が入外側前頭前野だというのが間違いなのか、内向的な人ほど前頭前野が分厚いというのが間違いなのか、分厚いからといって頻繁に活動していることにはならないのか、それともビッグファイブテストの形式に問題があるのか?

 

また、外向性の高さを支える神経基盤は報酬系の強さ(ドーパミンに対する反応性)は、衝動性も同時に担っているといっておそらく差し支えありません。実際、衝動的な人はドーパミンに基づく反応をおこしやすいことを示唆する研究はそこそこあります。例えばこれとか。

gigazine.net

内向的な人ほど誠実性をつかさどる脳部位が分厚いこと、外向性と衝動性がともにドーパミンへの反応性の高さによって成り立つこと、この2つから、誠実性が高い人ほど内向的という構図が考えられるわけです。

 

 

つじつま合わせのために考えたことを書いておきます。

実験結果のどれかが間違っていた可能性はもちろんありますが、自分はあえて、自己評価形式で行われるビッグファイブテストの形式がバイアスを生み出しているという説を主張します。実際には誠実性が高いほど内向的な傾向があるが、外交的になればなるほど自分は実際よりも誠実性が高いと思い込むため、アンケート形式のビッグファイブテストではプラマイゼロの結果が表れるという説です。

外向的、つまり報酬系が活発な人というのは、言い換えるとポジティブ感情を感じやすい人ということです。喜びやすいとか、興奮しやすいとか。そういった人たちは、自分の性格も現実よりポジティブにとらえる傾向が強いのかもしれません。つまり、外交的な人は、自分は計画的に物事を進めていて、衝動的な行動は控えめな方だと勘違いしているという可能性があるのです。”衝動的”という言葉は悪い意味で使われることが多い一方、”計画的”という言葉は良い意味で使われることが多いですからね。

 ちなみに偉そうに書いてきましたが、この説を真っ向から否定しにかかる研究が既にあるのですね。(それならなんで書いたとか言わない!)それがこちらで分かり易く紹介されています。

nazology.net

この記事では否定されてますが、自分の直感ではやはり、外交的な人ほど衝動的という構図が支持されているんですよね。まあ、自分が間違ってるってことでしょうね。悩ましい。

 

 

 

 ============小休憩============

本筋とは関係ないですが、よく言われるオタク気質というのは、内向的かつ誠実性が高い人のことだと思っています。科学者とかエンジニアとかに多そうな感じです。

 

それから、よく、外交的な人ほど誰とでも上手にコミュニケーションをとれると思われています。これは、外交的な人がそもそも人と一緒に活動することを好むことが原因だと思います。「自分が好きなことなら相手も好きに違いない」、もう少し一般化して言い換えると「自分と同じ感情を相手も感じているに違いない」というありがちなバイアス*5によって、相手に嫌われている可能性を想像できないため、どんどん相手のプライベートスペースに乗り込んでいけるのです。

 

あと、メンタルが弱いことと内向的なことをほとんど同じ意味で使っている人が多いですが、文字通りの意味でなら、メンタルの弱さと内向性は全く関係ないです。

なぜ関係ない言葉が関係あるような使われ方をするのか。それは、そもそも世間で言われる”メンタルが弱い”という言葉が、”外交的な振る舞いが求められているのにそれができない”という意味で使われることが多いためです。

内向的な人に

「初対面の人とすぐに打ち解けられるでしょ?というか打ち解けたいでしょ?出来ないの?メンタル弱いねー」

って言ってるわけですね。これは例えるならば、外交的な人に

「休日に5時間一人で部屋にこもって楽しく本読めるよね?読めないの?教養がないねー」

って言ってるようなもんです。理不尽でしかも意味不明な理屈です。

なぜそんな理不尽かまかり通っているのかというと、思いつく主な理由は2つですね。

一つは、名著「内向型人間の時代」で歴史を通して深く言及されていることなのですが、現代社会を要領よく生きるのに都合がいい性格がたまたま外交的な人だったということ。*6

もう一つは、そもそも内向的な人と外向的な人の割合を比べると、外交的な人の方が多いからということですね。内向的な人は全体の3割かそれより少ないくらいといわれています。少数派はしばしば理不尽を強いられます。世の常です。

 

内向的な人は人前に出ることを嫌がる傾向にあるというのもよく言われますね。ただ、プレゼンなんかは結構上手だったりします。話の腰を折られることが苦手なため、複数人で雑談するのが苦手なのは確かですが、プレゼンは言いたいことを全て言いやすいため、内向的な人でもプレゼンが得意な場合も多いです。プレゼンで緊張しすぎてうまくいかないというのは、それは神経症傾向の高さによるものです。外向性の低さとは関係ありません。よく混同してる人を見かけるので一応ここに書いておきました。

 

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ギモン3

神経症傾向の高さと開放性の高さは両立しないのでは?

神経症傾向の高さと開放性の高さの間には負の相関があってしかるべきではないのか?という疑問です。これはですね。アメリカの保守派とリベラル派の人たちの脳の特徴を調べた研究から着想を得た疑問なんですがね。どういう研究かというと、

リベラル派ほど前帯状皮質灰白質の容積が大きく、保守派ほど扁桃体が大きい傾向があることがわかった

というものです。私はこれを読んでピンと来たのですが、脳科学に興味がないたいていの人にとっては、なんのこっちゃわからないと思うので、説明していきます。

 

リベラル派・保守派についてはご存知かと思いますので、言及しません。

まずは「帯状皮質灰白質の容積が大きく」の部分。前帯状皮質というのは、認知、報酬予測、判断などにかかわる脳部位です。いろいろ役割が多すぎて、勉強するのが大変なのですが、今回はあまり重要ではありません。(ならなぜ触れた?とか言わない!)

本命は「偏桃体が大きい」が意味することです。偏桃体は、恐怖や嫌悪感などのネガティブな感情と強く結びついていることがわかっています。うつ病の方は偏桃体がやたら活発だったりします。そして、偏桃体が大きいということは、これらのネガティブな感情を感じやすいということでもあります。そう、神経症傾向の高さの基盤になっているということです。保守派には神経症傾向の高い人が多いことがわかります。

 

一方で、「リベラルのほうが保守よりも開放性が高い」ということが知られています。*7

それと合わせると、リベラルな人、言い換えれば開放性の高い人は、偏桃体が小さい、すなわち神経症傾向の神経基盤の働きが弱いということになります。(乱暴な理論でごめんなさい。論文だったら即刻アウトですね。) ところが、実際のビッグファイブテストでは、開放性と神経症傾向の間に関係はないということになっているのです。

この矛盾が、第3の疑問です。

 

つじつま合わせのために考えたことを書きたいのですが、思いつきませんので、とばします。

 

 

============小休憩============

ちなみに、ちょっと前にはやってた ”マインドフルネス瞑想” は、前帯状皮質を分厚くしたり、偏桃体を小さくしたりする効果があるんですね(前帯状皮質の方はあまり大きな効果ではないことと、これを支持する研究があまり多くないことに注意)。つまり、マインドフルネスを続けることによって徐々にリベラルに偏るということが予測できます。私自身、マインドフルネスを始めてから開放性が上がったり神経症傾向が下がった気がします(同時に食事の改善にも乗り出していたので、ひょっとしたらその効果かもですが)。そして、リベラルと保守のどっちつかずだったのが、今やかなりリベラルです。頭の固い人はダイキライ。

一応断っておきますが、ここでいうリベラルとは自由主義的な思想のこと、保守とは伝統や秩序を重視する思想のこと。左派・右派といった意味とは全然違います。

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以上、ビッグファイブをめぐる疑問点についてでした。なんだかビッグファイブ理論のアンチみたいに思われかねない記事になってしまいましたが、私自身はビッグファイブに対して好意的です。もうすぐビッグファイブ信者になりそうですらあります。アンチではありませんということを声高に宣言したところで。

 

またいつか。今夜はこれからAtCoderのコンテストに参加するのだ。

*1:納得できないならヒットの設計図でも読んでください

*2:ヒトの脳が複雑なものを複雑なまま理解することに適さないからこそ、今の科学の、単純なモデルを積み上げて理解していくという形があるわけですが、そこら辺のこともいつか記事にできたらいいな。

*3:恐怖感を形づくることで有名な部位ですね。サイコパスでは異常に活動が低下してる場所でもあります。だからって、外交的だからサイコパスに近いと言いたいわけではないですよ。

*4:自意識の高さと悩みやすさに何の関係があるかわからない方も多いかと思います。自意識を形づくる際に重要な役割を果たすといわれる後部帯状皮質は、悩みごと、つまり反芻思考(マインドワンダリングといっても差し支えありません)をつかさどる部位でもあるのです。

*5:バイアス自体はよほど特殊な人でない限りだれにでもあります。このバイアスは、人間の脳がそもそも自分と他人を区別して考えるのが苦手なために起こるのでしょう。多分。

*6:詳しい理屈はここには書きません。別の記事に書くことがあるかもしれませんが、今のところその予定はありませんし。気になる方は、「内向型人間の時代」を読んでみてください。タイトルからは、これからは内向的な人が世界を支配するのだ!みたいな過激さを連想するかもしれませんが、全くそんなことはありません。愛にあふれてます。スーザン・ケインさんが原著です。TEDでプレゼンしてました。

*7:嘘だと思うならググってください。いくらでもヒットします