この記事の内容は、再現性がない可能性も高いので、そのつもりで読んでほしいです。私がWindowsユーザーなので、あなたもWindowsユーザーの場合だけ参考にしてほしい、かも
この記事は、Git, GitHub, Visual Studio Codeを使って、快適なGit生活をご提案できるかもしれません。
GitやGitHubの使い方を調べていると、よく、覚えるのも億劫なコマンドを見せられることがあります。プロは学習コストの割にその手のツールを使い倒すことになるので、コマンドプロンプトを酷使するスタイルでも構わないのでしょう。けれど、素人凡人にとっては難しくて、学習コストに見合ったリターンが信じられないかもしれません。簡単に使えるようになることを夢見て、GUIでバージョン管理する方法を探す人も多いのではないでしょうか。Bitbucketとか。
簡単にGitやGitHubを使えると謳うGUIのサービス(スクロールとクリックだけで直感的に使えるアプリ、くらいに思ってもらえれば。)は複数ありますが、私自身、使っているとなぜか動作しなくなったり、そもそもそこまで使いやすかったわけでもなく、Gitを使ったバージョン管理をあきらめた経験もあります。GUIアプリによるGitの利用がなぜかあまり流行っていないように見えるのは、そのあたりが原因かもしれません。将来的には洗練されるのでしょうけどね。
この記事では、かなり大雑把ではあるものの、「この組み合わせでツールをインストール&設定すれば、直感的にかつ快適にGitHubを使えると思います。」というワークフローを記録しておきます。細かい手順はググれば出るはず。使うツールは、少なくともこの記事が書かれた時点ではすべて無償で提供されています。
ToDoリスト(順不同な部分もありますが、わざわざこの順番を入れ替えるメリットはないかと思います。知らんけど。)
1,GitHubアカウントを作る
2,GitをPCにインストール。(パスを通す必要があるかも。)
3,Visual Studio Codeのインストール。インストール済みのVisual Studio Codeの拡張機能でgitと検索してよさげなのをインストールするのもアリ
4,Visual Studio Codeの(多分左端の)バーのうち、Y字状に枝分かれしているアイコンをクリックすると、新しいリポジトリを作るとかGitHub上に公開されているリポジトリからプルするとか、そういったボタンが登場するはず。
5,最後に、vscodeやGitHub側からのインタラクションを見つつ、ポチポチ試しつつ、Google神を崇めつつ、頑張ってください。多少は混乱するはずですが、Gitの使い方の練習にもなるし、心に余裕を持てる状態で練習するのがおすすめです。Gitによる管理の対象はディレクトリ単位なので、VScodeで使えないファイルも、ディレクトリの内部にあるものはバージョン管理の対象になると思います。
6,Visual Studio Codeは、ご存じの通り多くのプログラミング言語を書くためのテキストエディタとして使えるのみならず、拡張機能次第で何気に多機能化するので、仕事内容によってはVisual Studio Code内で完結する可能性もあります。VScodeとGitHubだけで、クラウド+αβγな機能を使うようになる可能性があるということです。まぁ、何ができるかは時間変化が激しいだろうし、私も詳しくないので、あなたも調べてみてください。
私自身はPythonユーザーであり、LaTeXを書いたりワークフローチャートを使ったり、CSVファイルやテキストファイルも使います。VScodeに拡張機能を積んで、Jupyter NotebookやLaTeXのファイルを使えるようにして、CSVファイルをExcelみたいな見た目で使えるようにもしています。ExcelやPowerPointやプレゼンテーションのようなアプリ以外はVisual Studio Codeで作業しています。
一般にウィンドウをたくさん開くよりタブで並べるほうが作業ははかどると思います。極力クラウドのアプリを使ってブラウザ上で作業するのもアリですが、作業の歴史を残しておきたいなら、Gitを使いつつ、VScodeを作業の主戦場にするのも選択肢の一つかと思います。
以上。